全旅連の多田計介会長は総会後の11日、観光経済新聞社の取材に応じた。多田会長は新型コロナウイルス感染症対策に引き続き取り組むとともに、9月24日の全国大会開催に意欲を示した。
以下は発言の要旨。
「今年度事業は新型コロナウイルス対策を織り込むことが大前提だ。コロナ禍に対するアクションを引き続き行う。並行して、委員会事業を加速させる。コロナの影響でウェブによる会議が当たり前になった。アナログの会議と会議の合間にウェブの会議を行い、委員同士が意思の疎通を図ることで事業を加速化させる」
「全国大会の会場(レイアウト)は、地元の山口県組合に検討をいただいている。密を避けなければならない状況で行い、成功した数百人規模の全国大会は、一つのモデルケースとなるだろう」
「外出の自粛で国民みんながストレスを感じている。われわれは人々の心身をリフレッシュさせる役割を担っている。組合員旅館・ホテルの皆さまは役割を認識して、胸を張って仕事に打ち込んでいただきたい。全旅連は業界の皆さまの負担を少しでも軽減するよう努める」
多田会長