コングレ(武内紀子社長)はこのほど、JR大阪駅北側の再開発地域「うめきた2期」(大阪市北区、約16ヘクタール)事業で、MICE施設の事業者に内定したと発表した。
同事業は三菱地所やオリックス不動産、阪急電鉄などの企業連合が参画する事業で、大阪・関西万博開催直前の2024年夏ごろの先行開業が予定されている。
うめきた2期は南北二つの街区で構成。20年12月に、国際会議・展示施設のほか、ホテルやオフィス、マンションなどが建設される南街区から着工された。
コングレは、南街区西棟4階に位置する約800平方メートルの大ホールと中小の会議室を備えるMICE施設の企画・運営、管理をする事業者に内定した。
隣接の先行開発区域では、大型複合施設「グランフロント大阪」が13年に開業。コングレはここにあるMICE施設「ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター」を運営している。
今後はうめきたにおける二つのMICE施設を活用し、「大型国際会議や大規模イベントなどを誘致、25年の大阪・関西万博に向け、地域活性化に貢献したい」と意気込む。
20年12月時点のイメージパース。今後変更となる可能性がある(うめきた2期地区開発事業者提供)