東京・池袋のサンシャイン水族館にケープペンギンの赤ちゃんが2羽誕生した。
2羽の赤ちゃんケープペンギンの親はオスの「オレンジ」とメスの「あやさ」で、今回初めての産卵となります。4月1日生まれの赤ちゃんは現在バックヤードで暮らしている親元ですくすくと成長しています。また、4月4日生まれの赤ちゃんは育雛(いくすう)経験豊富なオスの「白ライム」とメスの「青紫」ペアに托卵し、「草原ペンギン」水槽にて孵化、仮親の元で元気に成長しています。現在赤ちゃんたちは、緑豊かな自然環境をイメージした「草原のペンギン」水槽の巣穴と、バックヤードで暮らしているため、まだ皆様の前にお目見えするまで時間がかかりますが、大きくなって巣穴からひょっこり顔を出す日を楽しみにお待ちください。
★サンシャイン水族館のショップ アクアポケットでは、生まれたばかりの赤ちゃんの重さ・見た目を飼育スタッフ監修のもと再現した『オリジナルケープペンギン赤ちゃんぬいぐるみ』(1,404円)も人気です。
■ ケープペンギンの赤ちゃんについて
雛1:2019年4月1日孵化、性別不明、体重219g(生後8日目)。
雛2:2019年4月4日孵化、性別不明、体重188g(生後8日目)。白ライム&青紫ペアに托卵し、子育て中。
親 :オレンジ(11歳・オス)、あやさ(6歳・メス)。今回が初めての育雛(いくすう)。
仮親:白ライム(20歳・オス)、青紫(推定33歳・メス)。過去3回育雛(いくすう)経験のあるベテランペア。
■ ケープペンギンの赤ちゃんの成長について
産卵された卵はオスとメスが交代で温め、約40日で孵化します。雛は小さな体に似合わず大きな声で親にエサをねだり、日に日に大きく成長。1週間ほどで少しずつ目が開きはじめ、生後30日もすると体重は1kgを超えます。生後70日頃には親とほとんど変わらないほど大きな体に成長しますが、ケープペンギンの特徴である顔や胸の白黒模様がなく、頭から背中にかけて灰色をしており、「亜成鳥(あせいちょう)」と呼ばれます。