経済産業省がこのほど公表した今年8月の特定サービス産業動態統計調査結果によると、対個人サービス業の売上高のうち、遊園地・テーマパークなど9業種が前年同月比で減少、ゴルフ練習場など4業種が同増加した。
遊園地・テーマパークは同0.2%減の538億1300万円。5カ月連続で減少した。内訳をみると、入場料金・施設使用料金収入が同0.9%増加したが、食堂・売店売上高が同5.2%減少した。入場者数は同0.7%増加。このうち一般が同0.9%増加、団体が同2.5%減少した。入場者ひとり当たりの売上高は同2.6%減少した。
このほかゴルフ場が同1.3%減で6カ月連続の減少。ボウリング場が同9.5%減で23カ月連続の減少。パチンコホールが同4.4%減で6カ月ぶりに減少した。
一方、ゴルフ練習場は同7.2%増と、2カ月連続の増加。スポーツ、演劇、音楽などの劇場・興行場、興行団は同2.1%増と3カ月連続で増加した。