シェアリングエコノミー協会は1日、独自ルール「シェアリングエコノミー認証制度」の申請受付を始めた。同協会が同日発表した詳細内容は次の通り。
一般社団法人シェアリングエコノミー協会(代表理事:上田 祐司、重松 大輔、以下「シェアリングエコノミー協会」)では、日本国内におけるシェアリングエコノミー業界の標準となる自主ルールを策定し、それに適合することを証明する「シェアリングエコノミー認証制度」を導入し、1日よりその申請受付を開始いたします。
シェアリングエコノミー市場は急成長が見込まれている一方、事故やトラブル時の対応への不安解消のために、プラットフォーム事業者がサービスを実装していくうえでの安全性・信頼性の確保や認知度の向上が喫緊の課題となっています。そこで、シェアリングエコノミー協会は、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室が2016年11月に示したモデルガイドラインに沿って、業界標準となる自主ルールを策定し、これに適合していることを証明する認証制度を導入することといたしました。
■認証制度を取得したシェア事業者に対するメリット
認証された事業者は、一定程度の安全・安心の仕組みが担保されたサービスとして差別化が図られるだけでなく、リスク低減のための仕組みが整っているサービスとして保険料の割引を受けることができるなど様々なメリットがあります。
1. 一定程度の安全・安心の仕組みが担保されたサービスとして差別化が図られます
2. 保険料の割引を受けられます
3. 各自治体との連携がスムースになります
4. 日本のシェアリングビジネスの海外展開に寄与します
■シェアリングエコノミー認証登録証及び認証ロゴマークについて
認証制度された事業者には、下記のロゴマークの使用権が付与されます。
今後、シェアリングエコノミー協会は、シェアリングエコノミーがこれからの日本経済の発展を支える仕組み・概念の一つになることを目指し、法的な整備をはじめ、事業者やユーザーが前向きにシェアリングエコノミーに参加し、盛り上げる土壌を作っていきます。その一環として、あらゆるトラブルなどについて幅広く想定し、その対応策を整えていきます。
【認証マーク申請窓口】:https://sharing-economy.jp/activity/trust_apply/
【認証マークに関するお問い合わせ】:info@sharing-economy.jp