システム・シャイン・サービス(東京都豊島区)はこのほど、閉鎖空間の二酸化炭素(CO2)濃度を継続的に測定できる「CO2 Manager(マネージャー)」を発売した。現在のコロナ禍の中、同社によると「CO2濃度測定器を用いて店内を測定し、CO2濃度が一定水準(目安=1千ppm)を超えないように換気や収容人数を調整することが推奨されている」と指摘する。
製品は、デジタルディスプレイを搭載。CO2濃度をリアルタイムで監視し、色と数値で空気の状態を見える化。過密状態を把握して、換気するタイミングを知ることができる。併せて、温度と湿度も同時に測定する。低湿度状態はのどや鼻などの乾燥を引き起こし、細菌に感染しやすくなるとともにインフルエンザウイルスの生存率が高まると言われている。「確実な換気と空調管理を同時に行うことで、安心・安全な空間づくりを実現する」と同社。
製品サイズは、高さ93×幅72×奥行き42ミリとコンパクト設計を実現。旅館・ホテルをはじめ、店舗、飲食店、学校、公共施設など、設置場所を選ばない。
問い合わせ先は、システム・シャイン・サービスTEL03(5996)5407。
CO2 Manager