
シックスセンシズ京都は4月16日、米国の大手旅行専門誌「トラベル・アンド・レジャー」が発表した「2025 It List of Best New Hotels」に選出された。日本初上陸となる同ホテルは2024年4月に開業したばかり。ウェルネスとサステナビリティを融合させた自然派ラグジュアリーリゾートとして、世界の優れた新しいホテルに認定された格好だ。
平安時代の雅をコンセプトに
シックスセンシズ京都は、ウェルネスとサステナビリティに重点を置く「シックスセンシズ」ブランドの日本初進出となる施設。東山区の歴史地区中心部に位置し、日本文化が最も花開いた平安時代の雅をデザインコンセプトとした都市型リゾートとなっている。
全81室の客室は日本の民話や伝承をインスピレーションとしたデザイン。プライベート日本庭園を備えた「プレミア スイート ガーデン」や、広さ238㎡を誇る「3ベッドルーム ペントハウス スイート」など、個性的で贅沢な滞在空間を提供している。
ユニークな施設が充実
館内には世界的評価を得ている「シックスセンシズ スパ」を完備。このスパには京都府唯一の水中ボディワーク専用プールも設置されている。さらに二十四節気に着想を得て旬の食材をサステナブルに提供するシーズナルダイニング「Sekki」、国産ジンやリキュールを揃えるカクテルバー「Nine Tails」なども用意。サステナビリティを学ぶ拠点「アースラボ」も併設され、豊かな滞在体験を彩る施設が揃う。
シックスセンシズ京都の総支配人ニコラス・ブラックは「これはシックスセンシズにとっても日本初上陸の大きな節目であり、新しいラグジュアリーのかたちを京都からご紹介できることを誇りに思う」と語った。
「Travel + Leisure」の「It List」は、編集者やリポーターが実際に訪れた世界中の新規および改装ホテル、クルーズ船の中から、最も印象的だった施設を厳選するもの。その選定は旅行業界において高い信頼と権威を誇っている。シックスセンシズは現在、世界で26軒のリゾートとホテルを運営しているほか、42軒の開発プロジェクトも進行中だという。