ジャルパックは8日、東京・台場のホテル日航東京で、取り引き先を対象に表彰する「JALパックアワード」の「関東・東北・北陸・中部」エリアの発表を行った。「CS部門」で帝国ホテル、「企画部門」で東京ディズニーランドホテル、「Web販売部門」で品川プリンスホテルをそれぞれ表彰した。
JALパックアワードとは、昨年「JALパック」ブランド誕生50周年を記念してスタートした表彰制度。年間を通じてジャルパックの商品造成に協力した取り引き先に感謝し功労を称えるもの。特徴は宿泊施設だけではなく全ての取り引き先を対象にしている点で運輸、観光、食事も対象となる。
表彰部門は三つ。「CS部門」はツアー参加者のアンケート結果を基に総合的に評価の高かった取引先を表彰。「企画部門」はジャルパックの旅の創造に最も協力した取引先を対象にする。「Web販売部門」は同社のオンラインシステムを活用し販売に最も協力した取り引き先を選出する。
表彰式では、受賞した各ホテルを代表して、帝国ホテルから定保英弥社長、ミリアルリゾートホテルズ取締役東京ディズニーランドホテル吉岡滋泰総支配人、品川プリンスホテル高輪・品川の塚本亨営業支配人兼営業2マネージャーが出席。ジャルパックの藤田克己社長が各氏に記念の盾を授与した。
藤田社長は「表彰を行った三つの部門はジャルパックの品質の高い商品を造成する上で外せない3要素」と強調。2015年度以降も継続していきたい考えを示した。
今回表彰された三つの施設については特別商品を造成するほか、日本航空のホームページや、JALグループの媒体で紹介する。
(左2番目から)塚本支配人、吉岡総支配人、定保社長、藤田社長