鳥取県は、同県北栄町が主産地の「大栄西瓜」が今年栽培100周年を迎えることを記念し、スイカに関連するさまざまなイベントを行う。これに先立ち14日、同県のPRキャラバンが東京都の観光経済新聞社を訪問、大栄西瓜と関連イベントを紹介した。
鳥取県は全国第5位のスイカの生産地。西日本では熊本県に次ぐ生産高を誇るが、同じ鳥取名産でも梨に比べると知名度は低い。そこで同県は100周年の今年、主産地の北栄町を中心として「すいか畑ウオーク」などのイベントを開催、スイカの知名度向上を図っている。
7月1日に開催される「第20回北栄町すいか・ながいも健康マラソン」では、大会ポスターやゼッケンに100年記念のロゴを入れるほか、8月にはおいしくスイカを食べている顔「スイ顔」の写真コンテストなども行う。
昨年8月から「とっとり観光親善大使」を務める会社員の森本里美さんは、「大栄西瓜は大きい上に甘くて、みずみずしいところが売り。今回のPRキャラバンやイベントを通して、首都圏のたくさんの人に知ってほしい」と話した。
観光大使の森本さん。大栄西瓜を手に