日本旅行はこのほど、津軽鉄道(青森県)との共同企画「ストーブ列車で楽しむ『津軽のクリスマストワイライト』」を発売した。同鉄道名物の冬のストーブ列車を、普段は運行しない夕方から夜にかけて運行。車内や駅で地元の食材を使った料理を楽しんでもらう。
津軽鉄道は五所川原と津軽中里を結ぶ20.7キロのローカル線。起点の五所川原は高さ20メートルの巨大なねぷた「立佞武多」(たちねぷた)で知られるほか、沿線に太宰治生誕の地、金木などの名所がある。
ツアーでは、普段は日中のみ運行のストーブ列車を「クリスマスの雰囲気を、レトロな客車と地元の料理で楽しんでもらおう」と、トワイライト(日没後)に運行する。
往路では津軽の食材を生かした前菜とリンゴをモチーフにしたアルコール、折り返しの津軽中里では津軽の郷土料理「けの汁」と夕食弁当、復路ではリンゴを使ったスイーツとコーヒーを用意。夕食弁当は「ストーブ弁当」や地元の食材を使った手作りランチが人気の店「神家」が用意する。五所川原農林高校の生徒が作った津軽鉄道と地元菓子店とのコラボ商品、焼きドーナツもプレゼントする。
12月21日の出発限定。現地集合、解散で、料金9800円。