観光庁、文化庁、スポーツ庁は1月11日、スポーツや文化・芸術と観光を融合させたスポーツ文化ツーリズムの推進に向けて、優れた取り組みを表彰する「スポーツ文化ツーリズムアワード2023」の受賞団体を発表した。同アワードは2016年度から毎年開催しており、8回目となる今回は29件の応募の中から本賞3件、特別賞4件の計7件の受賞団体を決定。スポーツ文化ツーリズム賞には愛知県今治市の「日本最強の城『今治城』を中心にしたスポーツ文化ツーリズム~瀬戸内の中央を制した歴史が現代に繋がる~」が選ばれた。
同取組は文化イベント「高虎サミットin今治」やスポーツイベント「瀬戸内しまなみ街道スリーデーマーチ」「今治クリテリウム」「サイクリングしまなみ2022」「今治シティマラソン」、食と特産品イベント「せとうちマルシェ」といった、2022年度に瀬戸内で行われたイベントを繋げたもの。各イベントが今治城や村上水軍、しまなみ海道などの文化・自然資源を活用して横断的に実施したこと、航空機内でのPRやドラマの制作、自転車メーカーとの連携などにより海外への情報発信を工夫したことなどが評価された。
このほかの受賞団体が以下の通り。なお、受賞団体は2月2日に都内で開催される「第7回スポーツ文化ツーリズムシンポジウム」にて表彰される予定だ。
スポーツ文化ツーリズムアワード2023 受賞団体
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