観光庁、スポーツ庁、文化庁はこのほど、「スポーツ文化ツーリズムアワード2024」の受賞団体を発表した。スポーツ文化ツーリズムの推進に寄与する先進的な取組や、実現をめざす取組の発掘と観光の活性化をはかるために2016年から実施しているもの。今回は24件の応募から7件を選定した。
スポーツ、文化、観光が結び付いた「スポーツ文化ツーリズム賞」は山形県飯豊町商工観光課の『「白川湖の水没林」における「映える」カヌーツアーを主軸としたサステナブルな観光地づくり』が受賞した。白川湖の水没林は3月下旬から5月中旬まで、雪解け水が湖に流れ込みシロヤナギなどが水没するもの。期間限定の景色だが、「映えるカヌーツアー」等の仕組化により地域経済の循環につながっている点、地域の文化的背景を活用しながら、現状の地域課題の把握・解決に向けた施策を行ってる点、積極的に他施策との連携を図り、集客の増加やメディアへの露出につながっている点などが評価された。
アワードの受賞団体は以下の通り。なお、受賞団体は2月5日に開催する「第8回スポーツ文化ツーリズムシンポジウム」で表彰する予定。
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