東急ホテルズ&リゾーツが運営するセルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区)は今年9月9日、28階~31階の客室を改装し、「セルリアンフロア」としてリニューアルオープンする。今後5年をかけた全フロア改装の第1弾として実施。ロビー階には専用ラウンジ「セルリアンラウンジ」も開設されるほか、短時間の休憩で利用できる「ホスピタリティルーム」も誕生。7月21日から予約を受け付けている。
セルリアンラウンジ
今回新設する「セルリアンフロア」は、既存の「エグゼクティブフロア」と「スタンダードフロア」の中間グレードとして用意。レジャーや観光を目的としたファミリー層など、多様なニーズにフレキシブルに対応し、特に幅広い世代のファミリーやカップルへの訴求を強化する。宿泊者の希望に応じて、ベッドの仕様を「ハリウッド」「ツイン」の両スタイルに対応できる客室を増やすほか、広々としたバスルームを有するファミリー利用に特化した客室「グランドルーム」も新設する。
グランドルーム
このほか、ロビー階には「エグゼクティブフロア」「セルリアンフロア」の宿泊者が利用できる専用ラウンジ「セルリアンラウンジ」を新設。快適性や利便性の向上だけでなく日本の伝統文化を楽しみながらゆったりとくつろげる場所を提供する。
「セルリアンフロア」「セルリアンラウンジ」はどちらも「SHIBUYA LUXURY」をコンセプトとしており、後世に伝えるべき日本の伝統を生かした上質な空間を通して、豪華さやぜいたくさだけではない「心の豊かさ」を感じてもらうという新たな価値観を提案するという。
これに加え、ロビーフロアには「ホスピタリティルーム」を新設。チェックイン前やチェックアウト後の休息の場として利用でき、ゆったりとしたソファと、パウダールームを兼ねた更衣室、荷物整理台などを備えた機能的で落ち着きのある空間を提供する。