ホテル・旅館専門の総合エンジニアリング会社のタップ(吉田亮一社長)は11月20日、同社のユーザー宿泊施設らを招いて「2024年タップユーザー会」を帝国ホテル東京で開催した。550人以上が出席した。
吉田社長による「タップ活動報告」の発表、懸賞論文コンテスト「タップアワード」の表彰式、観光庁の鈴木貴典審議官による講演「持続可能な観光の実現と宿泊・観光産業への期待」などを行った。
吉田社長は「タップはホテルシステム(PMS)の会社からホテルエンジニアリング会社へと大きくかじを切った。人手不足、収益の向上、インバウンド対応といった観光業界の課題に対応していく。現在の社員380人のうち外国籍社員の比率は26%。またホテルエンジニアリング推進に向けて今年6月にDX推進本部を21人で発足させた。ホテルシステムも新システムを開発中で来年10月の販売開始を予定している」と述べ、進化を続ける同社の姿勢を明確にした。
観光庁の鈴木審議官は講演の中で「観光DXによる地域経済活性化に関する先進的な観光地の創出に向けた実証事業」について紹介。「DXの推進を通じて観光地として(1)旅行者の利便性向上・周遊促進(2)観光産業の生産性向上(3)観光地経営の高度化(4)観光デジタル人材の育成・活用―に一体的に取り組み、旅行者の体験価値を抜本的に向上させ、稼げる地域の実現につながる先進モデルを構築するべく、採択された6事業が現在行われている。各内容については専用サイト(https://kanko-dx.jp/)でも紹介している」などと話した。