ターキッシュ エアラインズは28日、サステナビリティデザインの機体を就航させたと発表した。
トルコ共和国のフラッグキャリア、ターキッシュ エアラインズはこのたび、エアバス321型機の機体番号TC-JSUにおいて、葉っぱをあしらった特別なデザインを特別塗装した航空機で、環境保護に配慮した燃料を使用する航空便の運航を開始いたしました。この航空便では、環境に優しい燃料の普及に向けた取り組みに加えて、プラスチックの利用を削減し、再利用の材料を使用したアメニティを提供する、廃棄物ゼロの原則に則ったサービスも提供いたします。
世界一の就航国数を誇るターキッシュ エアラインズは、イスタンブル発ストックホルム行きのTK1795便にて、特別塗装機による初フライトを運航しました。この初フライトでは、環境を配慮した旅行体験を提供する「グリーンクラス」コンセプトによるサステナビリティの取り組みを紹介し、機内で環境に配慮したサービスの提供を行いました。リサイクルされた材料でできたクラフトティッシュや紙コップ、木製の塩・コショウ入れを使用し、乗客にはグリーンな色合いが機体にマッチしている緑茶を提供しました。また、枕カバーやブランケットには、100%リサイクルの糸を使用することで節水対策をしています。また、お子様の乗客にはFSC認証の木製玩具をプレゼントしました。
ターキッシュ エアラインズは、平均使用年数8.5年と比較的新しい航空機のラインアップに、さらに燃料効率の良い新しい航空機を加え、二酸化炭素排出量の削減努力を続けるとともに、ストックホルム、オスロ、ヨーテボリ、コペンハーゲン、パリ、ロンドンに加えて、バイオ燃料を使用する運航都市を新たに追加する予定です。
「トルコのナショナルフラッグキャリアとして、持続可能性の重要性の強調のために、新しいデザインの航空機の運航を開始しました。航空業界にとって二酸化炭素の排出削減が最も大きな挑戦であるなか、航空機にバイオ燃料といった持続可能な航空燃料を使用することはとても重要です。このように、当社はバイオ燃料製造の取り組みを支援し、運航中にバイオ燃料を使用するフライトを増やすことを目指しています。」(ターキッシュ エアラインズの取締役会および執行委員会会長 アフメット・ボラット博士のコメント)