新型コロナウイルスの影響でダンスやパフォーマンスチアの世界大会や全国大会が中止になる中、選手たちに演技を披露する場として、ダンス公演「OSAKA BEYOND」がこのほど、大阪府堺市で開催された。
今回で2回目。主催は大阪府茨木市でダンススタジオを運営するワールドウィングス。共催は特例認定NPO法人パフォーマンスチア普及推進の会、OSAKA BEYOND実行委員会。後援は大阪府と府教育委員会、茨木市。協力は桃山学院教育大、一般社団法人日本障害者舞台芸術協働機構(JDPA)、パイオニア。
ダンス世界チャンピオンチーム「2WDC」をはじめ、WORLD WINGSバトンチーム、関西のダンス強豪校である今宮高校、関西創価高校などダンス部やチアリーディング部の約500人が出演。特にパフォーマンスチアは、2028年のロサンゼルスオリンピック・パラリンピックからの正式採用が有力視されている種目で、近年注目を集めている。
昼夜の4回公演で、前半の1部が学生らのパフォーマンス。後半の2部には日本代表チームや世界で活躍するパフォーマーなどが披露。
障害のあるダンサーを含むユニット「NATIVE SENSE」や、車いすダンスチーム「ジェネシスオブエンターテイメント」も出演。障害のある人や障害を感じる人たちの鑑賞支援サービスが用意され、バリアフリーイベントとしても実施された。次回は来年8月の開催を予定している。