
日本添乗サービス協会主催のツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー2024のグランプリ(国土交通大臣賞)を、読売旅行で添乗員を務める大矢千尋氏が受賞した=写真。表彰式が3月25日に行われた。
大矢氏は2011年の入社から一貫してオーケストラの海外公演添乗に従事し、これまで20カ国、35都市を訪れた。渡航業務やクラシック音楽の知識を生かした経験が豊富で、2017年はツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー2017の準グランプリを獲得している。
今回、アメリカ公演からの帰国時、空港到着後に楽器の通関を行うターミナルと帰国便のターミナルが異なることが判明し、帰国便に全員乗り遅れる可能性もある不安な状況の中、時間がかかる通関手続きの完了と帰国便搭乗のためのターミナル移動を迅速かつ的確に誘導。団員60人の精神的肉体的負担を軽減したことを楽団から賞賛されたことが評価された。