日本観光振興協会と日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)は、観光ビジネスに関わる情報と関係者が集結する総合観光イベント「ツーリズムEXPOジャパン2023大阪・関西」を10月26~29日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で開く。「未来に出会える旅の祭典」を開催テーマに掲げ、旅の未来像を発信するとともに、「2025大阪・関西万博」につなぐイベントとして開催。加えて、アジアのゲートウェイ関西から新しい日本の魅力を世界に発信するほか、観光が地域の持続的な発展に貢献することを目的としている。
業界日(展示商談会)が10月26、27日、一般日(展示会)が28、29日。来場者数は15万人(業界日4万8千人、一般日10万2千人)を見込む。商談会では510人のバイヤーにより商談件数8千件を目標としている。
フォーラムは「未来のために、ツーリズムを『再考(Rethink)』する」を全体テーマに設定。基調講演(26日)は2025大阪・関西万博を意識した内容を予定。各国観光大臣(15~20カ国程度)や、UNWTO、WTTC、PATA、ATTAの代表、国土交通大臣または観光庁長官をパネリストとする「第6回TEJ観光大臣会合」(26日)も開催する。
2025大阪・関西万博などをテーマとするテーマ別シンポジウム(27日)や、これからの業務に役立つ各種のセミナーで構成される「ツーリズム・プロフェッショナル・セミナー」(26、27日)も実施する。
またツーリズムEXPOジャパン2023大阪・関西と同時期に、JNTOが主催するインバウンド関連ビジネスの商談会「VISIT JAPANトラベル&MICEマート(VJTM)2023」が合同開催される。