日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)は6日、世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2023大阪・関西」の概要発表会見を大阪府立国際会議場(大阪市北区)で実施した。同イベントは、10月26日から29日までの4日間、2025年の「大阪・関西万博」で注目される大阪で4年ぶりに開催される。テーマは「未来に出会える旅の祭典~OPEN THE DOOR TO THE FUTURE」とし、新たな時代にふさわしい観光商品やサービス、技術、情報を披露する。
日本各地、世界各国の観光地が集結し、各地の最新の現地情報や色鮮やかな民族衣装、ステージパフォーマンス、ご当地グルメが楽しめる。旅行商品造成・企画担当者と出展者がアポイント制で商談を実施。また「未来のために、ツーリズムを『再考(Rethink)』する」をテーマにしたフォーラム、セミナーや、交流会などさまざまな企画が実施される。
来場者目標は、26、27日の業界日(展示商談会)が4万8千人、28、29日の一般日(展示会)が10万2千人の計15万人。出展目標は1245小間で、商談件数目標は8千件以上としている。
入場料は業界日が無料(事前登録制)。一般日は前売券800円。当日券1300円。学生は無料となっている。
また、国内の観光関係団体・企業と海外の旅行会社による日本最大のインバウンド商談会「VISIT JAPANトラベル&MICEマート(VJTM)2023」や観光展示会「トラベルソリューション展2023」も同時に開催される。
髙橋広行JATA会長は「旅の未来像を発信し、2025年に開催される大阪・関西万博へつながるイベントにしたい」と話した。
記者会見の様子(中央が髙橋JATA会長)