経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の8月分確報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、パチンコホールのみが前年同月を上回った。遊園地・テーマパーク(TP)は前年同月比4.8%減の773億8600万円と、2カ月連続で減少した。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が4.8%減少。入場者数は一般が3.0%、団体が13.3%それぞれ減少し、合計で3.6%減少した。
ゴルフ場は7.3%減の74億7200万円と、4カ月連続で減少した。利用料金収入が6.2%、利用者数が7.5%それぞれ減少した。
ゴルフ練習場は12.7%減の22億100万円と、5カ月連続で減少した。利用者数が10.8%減少した。
ボウリング場は3.0%減の15億8500万円と、4カ月連続で減少した。利用者数が3.9%減少した。
パチンコホールは0.2%増の3153億1600万円と、53カ月ぶりに増加した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高は、外国語会話教室、フィットネスクラブの2業種が前年同月比増加、葬儀業、結婚式場業、学習塾の3業種が減少した。