経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の5月分速報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、全て前年同月を下回った。遊園地・テーマパーク(TP)は同98.8%減の7億3900万円と、前月に続き大きく減少した。
TPは8カ月連続の減少。内訳は、入場料金、施設利用料金収入が98.5%減少。入場者数は一般が97.3%減、団体が98.0%減で、全体で97.4%の大幅減となった。
ゴルフ場は46.0%減の52億9500万円と、3カ月連続の減少。利用料金収入が42.0%減、利用者数が30.8%減、営業ホール数が1.5%減と、いずれも減少した。
ゴルフ練習場は25.5%減の20億5900万円と、3カ月連続の減少。利用者数が17.9%減少した。
ボウリング場は87.8%減の1億7800万円と、11カ月連続の減少。利用者数が88.5%減少した。
パチンコホールは77.5%減の665億8400万円と、11カ月連続で減少した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高も全て減少した。