デルタ航空は13日、米国運輸省の最終承認を受け、2020年春に羽田から米国行き7路線を運航すると発表した。
米国運輸省が、米国時間8月9日に発表した羽田発着枠に関する最終決定により、デルタ航空は、羽田空港とシアトル、デトロイト、アトランタ、ホノルル、オレゴン州ポートランドを結ぶ5路線の承認を獲得しました。これに伴い2020年3月より、米国-東京間の全運航便を成田空港から羽田空港に移行します。既存のミネアポリス、ロサンゼルス線に加え、羽田運航便は全部で7路線となり、羽田空港で最大の運航規模を持つ米国航空会社となります。都心に近い羽田空港から米国本土のデルタ航空のハブ空港や主要マーケットへの直行便を運航することにより、アメリカ大陸290都市への乗り継ぎがさらに便利になります。
デルタ航空の国際事業部門社長兼グローバルセールス執行副社長、スティーブ・シアー(Steve Sear)は次のように述べています。「日本における70年以上の運航実績は私たちの誇りであり、今後も東京に対する強いコミットメントは変わりません。新サービスは、世界で最も重要なビジネスマーケットの一つである東京に、より競争力のある包括的なアクセスを可能にするという大きな変革をもたらすもので、デルタ航空の太平洋地域全体の成長戦略の一部となります。」
羽田発着路線には、デルタ航空の最新プロダクトを搭載した機材を使用します。デトロイト線とミネアポリス線にはデルタ航空のフラッグシップであるエアバスA350-900を、シアトル線には最新ワイドボディ機材エアバスA330-900neo、アトランタ線とロサンゼルス線には改装済みのボーイングB777-200ERを使用します。ポートランド線は、より座席数の多いエアバスA330-200ERに大型化し、ホノルル線にはボーイングB767-300ERを使用します。
デルタ・ワン スイート
受賞歴のある「デルタ・ワン スイート」は、高さのあるスライド式ドアを各シートに設置することにより、お客様のプライバシーと快適性を高め、パーソナルなサービスを提供します。各スイートは通路から直接アクセスができ、フルフラットベッドシートと広い収納スペース、大画面の個人用モニター、ウェスティン製の枕とコンフォーター、TUMIのアメニティキット、LSTN製ヘッドフォンが備えられています。季節ごとに変わる有名シェフによるメニューとマスターソムリエが選んだワインを提供します。(羽田-デトロイト、ミネアポリス、シアトル、アトランタ、ロサンゼルス線)
デルタ・プレミアムセレクト
快適さを重視して設計された「デルタ・プレミアムセレクト」は、シートピッチ最大約96.5センチ、座席幅48.3センチ、リクライニング最大17.8センチとゆとりのある設計で、可動式のレッグレストとヘッドレスト、大画面モニター、ペットボトルの収納スペースなど、よりパーソナルなスペースを提供します。優先搭乗やウェルカムドリンク、ハイクラスのお食事やTUMI製アメニティキット、LSTN製ヘッドフォンなど、プレミアムエコノミー以上のサービスを提供します。(羽田-デトロイト、ミネアポリス、シアトル、アトランタ、ロサンゼルス線)
デルタ・コンフォートプラス
メインキャビンの前方に設置された「デルタ・コンフォートプラス」は、シートピッチ最大約86.3センチ、リクライニング最大12.7センチの設計で、専用の頭上荷物棚を備え、機内スリッパ、歯磨きセット、耳栓、アイマスクの入ったアメニティキット、優先搭乗などのサービスが含まれます。(羽田-シアトル、アトランタ、ロサンゼルス、ポートランド、ホノルル線)
メインキャビン
メインキャビンは、シートピッチ最大約83.8 センチ、リクライニング最大10.1 センチで、個人用モニターや、電源、USB ポートなど、細かい配慮が施されています。機内サービスは、従来の機内スリッパ、耳栓、アイマスク、ペットボトルのお水に加え、今年11 月に導入予定の、ウェルカムドリンクと温かいおしぼり、アップグレードした前菜とボリュームアップしたメインディッシュが選べるビストロスタイルの機内食をお楽しみいただけます。(全路線)
またすべての羽田路線の全座席で、ミシュラン2 つ星を獲得した和食店の上野法男シェフが監修したお食事を選べるほか、スパークリングワインを含むアルコール類、スターバックスコーヒーやソフトドリンクも豊富に用意しています。全てのフライトでWi-Fi アクセスを提供し、テキストメッセージの送受信は無料、機内エンターテイメント「デルタ・スタジオ」では70 以上の映画が日本語でお楽しみいただけます。