デルタ航空CEOのエド・バスティアン氏は7日、ラスベガスで開催された「CES 2020」で基調講演した。
デルタ航空は、2020年1月7日(火)~10日(金)にラスベガスで開催される世界最大のテクノロジー見本市「CES 2020」にて、航空会社として初めて基調講演を行うとともに、会場にショールームを出展します。
イベント期間中デルタ航空は、未来の航空旅行に影響を与えるような、旅行の利便性、快適性、娯楽性を高めることでストレスを軽減する、先駆的なテクノロジーを紹介します。
デルタ航空の最高経営責任者(CEO)のエド・バスティアンは次のように述べています。「旅行は私たちの生活に欠かせないものとなりました。CESは、テクノロジーやイノベーションが、デルタ航空の従業員の協力により、未来の旅行体験にどのような変革をもたらすかを、世界に示すのに最適な舞台です。」
CES 2020の基調講演は、パラッゾ アット ザ ベネチアンのボールルームで、2020年1月7日午後2時(現地時間)に行われ、インターネットで生中継されます。詳細については後日、主催者であるコンシューマー・テクノロジー・アソシエイション(CTA®)より発表されます。デルタ航空のショールームの展示内容については、今年後半に発表します。
コンシューマー・テクノロジー・アソシエイションの最高経営責任者であるゲイリー・シャピロ氏は次のように述べています。「生体認証、拡張現実と仮想現実(AR/VR)、モバイルテクノロジーなどにより、旅行は簡素化されつつあり、将来的には根本的に変わるでしょう。これは、世界中の数百万人の雇用を支える一兆ドルの成長産業です。来場者の皆様は、旅行業界や観光業界の将来を担う有望なテクノロジーを見て、体験することができます。私たちはその分野の先駆者であるデルタ航空の発表を楽しみにしています。」
デルタ航空のエド・バスティアンCEOは、今年の「CES 2019」にも、IBMの最高経営責任者であるジニー・ロメッティの基調講演のゲストとして登壇し、デルタ航空がいかにお客様や従業員のために新しいテクノロジーを導入しているかについて語りました。
CES来場者の移動に最も貢献している航空会社
デルタ航空は長年にわたり、世界最大のテクノロジー見本市であるCESをサポートしてきました。数万人のCES来場者が手荷物とともに定刻に到着できるよう、機材を大型化し、便数を増やし、主要都市からは臨時の直行便を運航しています。2020年も、アムステルダム、ロンドン、パリ、ソウル、上海、東京(成田)などの主要都市から臨時の直行便を運航します。通常ラスベガス空港では、ピーク日で57便を12都市に運航していますが、CES期間中はさらに運航便数を増やす計画です。
エド・バスティアンは、2016年5月にデルタ航空のCEOに就任以来、世界で最も運航信頼性の高い航空会社としての地位を固めるとともに、グローバル化を推進し、機内と地上における顧客エクスペリエンスを向上させてきました。デルタ航空は、バスティアンのリーダーシップのもと、テクノロジーや航空機、空港施設および世界中の従業員に長期的に投資することにより、旅行体験を変革しています。2018年に、フォーチュン誌の「世界の偉大なリーダー50人」に選ばれ、2019年には外交問題評議会のメンバーに選出されました。