トリプラは4月28日、「triplaホテルブッキング」に宿泊権利前払い販売機能を追加すると発表した。
なぜなら、トリプラは企業理念でもあるマーケットイン (お客様の意見をよく聞き、市場フィットを考慮しながらサービス開発を継続的に行うこと) を掲げ、これまでの宿泊施設のペインポイントを解決したことで、triplaチャットボットおよびSaaS型予約システムは750施設以上へ導入数を伸ばしてきました。今回もお客様のペインポイントを何とか解決できないかと考え、その結果たどり着いた一つの結論が、前払い式宿泊券の販売システムの提供であります。
宿泊施設は未来に宿泊できる宿泊権利をお得にお客様へ販売します。例えば、宿泊施設は新型コロナウイルス収束後の2021年12月31日まで有効な通常平日25,000円する宿泊プランを15,000円で販売します。宿泊日は決めずに販売するため、お客様は将来の平日宿泊が可能になります。お申込みの決済はクレジットカードで行うため、宿泊施設は3週間後にプラン売上が現金化できます。トリプラは、予約手続手数料を無料で提供します。
当サービスを利用いただく手順は至って簡単です。最短1日で設定が完了します。手順は以下の通りです。
1. triplaホテルブッキングへ申し込み
2. 既にご利用いただいているチャネルマネジャー(サイトコントローラー)との連携
3. 前払い宿泊の販売プランの登録
4. Webサイト内にJavaScriptコードを設置する
5. 販売開始
SaaSモデルにて販売しているtriplaホテルブッキングは自社Webサイトの予約率を改善するために非常に効果的なサービスになります。サービス開始から約一年半で導入施設数は200施設を超え、今夏までに稼働する契約済施設数は400施設を超えます。2021年の東京オリンピックの開始までには1,000を超える施設への導入を計画しています。
■triplaホテルブッキングの主な特徴
1. 最短5分で宿泊予約システム導入が完了。WebサイトにJavaScriptコード1行を挿入するだけの簡単設定
2. 宿泊予約が同一ドメインで完結。旧来の宿泊予約システムでは宿泊プランを検索すると、予約エンジン提供会社のドメインへ遷移するため、予約コンバージョンが落ちるのと共に改善策を分析できない問題を解決
3. 決済時のドメイン遷移なし。旧来の宿泊予約システムではクレジットカード決済の際に、決済代行会社のWebサイトへ遷移するが、トリプラでは予約導線上でドメイン遷移なしに予約が完了できる
4. 販売単位の言語区分による変更(人数単位・部屋単位)が可能。旧来の宿泊予約システムでは人数単位販売か部屋単位販売のいずれかの設定であるが、トリプラは言語区分で変更することが可能
5. 自社Webサイトの価格の常時ベストレート表示。主要OTAの掲載料金を取得・表示が可能
6. 多言語での子供料金設定が可能。旧来の宿泊予約システムでは日本語のみ(出来ても英語まで)の子供料金設定が可能であったが、トリプラでは多言語での子供料金を訴求可能
7. 会員プログラムやポイントプログラムの提供。予約時にポイント使用が可能
8. トリプラが提供するtriplaチャットボット内でも宿泊プランの販売が可能であること
9. FacebookやLINEなどのSNS内でも宿泊プランの販売が可能であること
旧来の予約システムが成し得なかった機能をトリプラが実現しました。日本国内の主要チャネルマネジャー (「TLリンカーン」、「手間いらず」、「ラク通」、「ねっぱん」)との連携も完了しています。
今後もトリプラは、triplaホテルブッキングの機能拡張を行っていきます。下記は、機能拡張の一部です。
● triplaチャットボットサービスとの連動により、宿泊施設新規会員獲得がSNSログインを介して簡単に可能
● アップセル・クロスセルの実現のため、イベント・アクティビティ・レストランが宿泊プランと併売
● 宿泊施設発信の国内・訪日ダイナミックパッケージの販売
● 海外のチャネルマネジャーとのシステム連携