新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を受けて、自粛を余儀なくされている人たちを元気付けようと、西武グループの札幌プリンスホテル(札幌市中央区、髙木邦男総支配人)は4月24~26日、空いた客室の明かりでハートのマークを描き出すライトアップを行った=写真。
点灯は、タワー棟3~27階の260室のうち73室を使い、日没後から夜明けまで実施。3月末は笑顔マークで点灯を行った。市民から「元気が出た」などとの声が寄せられたことから、今回はハートマークでの点灯を企画した。同ホテルは「近くには多くの病院があるので、医療従事者への感謝の気持ちを伝えたかった」と話す。
また、新型コロナウイルスのまん延状況や国、北海道の取り組みを踏まえ、同ホテルは4月27日から5月31日の間、宿泊部門を含めた全館を臨時休業している。