ANA NEOは8月23日、開発中のバーチャルトラベルプラットフォームの正式名称を「ANA GranWhale」に決定したことを発表した。VRヘッドセットにも対応。バーチャル空間での新しい旅体験を提供する。
ANA GranWhaleは、世界中の素晴らしい旅先や文化をVR技術で再現することで、後世に伝承しながら、安全、かつ快適に楽しめるメタバース旅行サービス。Skyパーク(旅のテーマパーク空間)、Skyモール(ショッピング空間)、Skyビレッジ(未来の街をイメージした空間)の三つのサービスで構成される。
名前は、70年の歴史を通して利用してきた人の旅の記憶や夢、広い世界を包む形で誕生した大きなクジラを表現して名付けられた。シンボルマークの矢羽は、羽がそれぞれバーチャルとリアルを表し、二つが融合してWeb3.0やメタバース旅行が普及した未来へ、ANA GranWhaleがまっすぐ安定、成長しながら飛翔することを表している。
現在は、ANA GranWhaleの世界観を表した動画を同社公式ツイッターやホームページで公開している。ローンチは2022年度末で、スマートフォンやタブレットに加え、「Meta Quest2」などVRヘッドセットにも対応する予定。