2020年東京パラリンピックの開幕まで千日となった11月29日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と東京都は、東京スカイツリー(東京都墨田区)でカウントダウンイベントを開いた。選手によるトークショーやスポンサー企業による競技の体験会などが行われた。
イベントには、小池百合子東京都知事や鈴木俊一五輪相、出場を目指す選手らが出席し、大会の成功を呼び掛けた。スポンサー企業のイベントブースでは、旅行会社からKNT―CTホールディングス(KNT―CTHD)と東武トップツアーズが出展。
KNT―CTHDが車いすから人力車に乗り移る体験会、東武トップツアーズが映像演出などデジタルテクノロジーを加えた障害者スポーツ「ボッチャ」の体験会を行った。
KNT―CTHDの森川泰知広報課長は「2020年に向けて『すべての旅したいを応援します』というメッセージにのせて、大会の成功に貢献したい」と述べた。東武トップツアーズの濱崎真一執行役員営業推進部長は「千日を切り、気運が上がってきた。会社をあげて盛り上げていきたい」と語った。