パレスホテル東京(東京都千代田区)は来年1月から、日本各地の名旅館とのコラボレーションイベント「エッセンス・オブ・ジャパン」を開催する。旅館の料理長らが同ホテルの料理長らと1日限りの特別なディナーを提供する。パレスホテル東京の開業10周年記念イベントの第1弾。
小規模高級旅館の組織「ザ・リョカンコレクション」に加盟する8軒が参画する。このうち7軒は同ホテルの日本料理「和田倉」料理長の宮部敬二氏との和食コース、明神館(長野県松本)は同ホテル総料理長の齋藤正敏氏とのフレンチコースを提供する。
11月18日の発表会で渡部勝総支配人は「旅好きの五感を刺激する素敵なコラボ。日本の粋を堪能いただきたい」とあいさつ。
参画旅館のうち、別邸仙寿庵(群馬県水上)の久保英弘社長は「水上のきれいな水を生かした料理を提供する。群馬の魅力を少しでも発信できるよう精進したい」と述べた。
ディナーは料金4万8千円。参画旅館と開催日は次の通り。
1月14日=旅館くらしき(岡山県倉敷)▽28日=別邸仙寿庵▽2月4日=べにや無何有(石川県山代)▽18日=炭屋旅館(京都市)▽25日=柊家旅館(京都市)▽3月4日=明神館▽11日=ホテルリッジ(徳島県鳴門)▽18日=坐忘林(北海道ニセコ)
参画旅館の代表らによるフォトセッション(11月18日、パレスホテル東京での発表会)