パレスホテル東京は10月25日、2019年第3四半期の宿泊状況を発表した。宿泊は7~9月累計で、稼働率は前年同期比8.2ポイント減の72.3%だった。ADR(平均客室単価)は、対前年12.5%増の5万8693円と大きく単価を伸ばした。「国内外の個人レジャー客の利用が旺盛で、スイートやクラブルームの利用が多かった」と同ホテル。
東京都内のホテルでは、国内外の個人レジャー客が増加傾向にあり、特別な時間を上質な空間で過ごすニーズが高まっている。同ホテルでは、レストランと宿泊が連動し、個人ゲストに高単価のウイスキーやワインの提供を行っている。
10月には、世界の最優秀店を客観的に評価するレストランの格付け「LA LISTE 2019」に、日本料理「和田倉」が「WORLD’S TOP1000」に選出。国内外の客に伝統的な日本食を通じた「最上質の日本」を感じられる体験を提供している。