アイリッジ(東京都港区)の連結子会社でフィンテック事業を展開するフィノバレー(同)とセブン銀行(東京都千代田区)は3月26日、デジタル地域通貨「さるぼぼコイン」を発行する飛騨信用組合(岐阜県高山市)、デジタル地域通貨「アクアコイン」を発行する君津信用組合(千葉県木更津市)とそれぞれシステム連携に関する契約を締結した。
セブン銀行ATMからデジタル地域通貨の現金チャージを可能にした。デジタル地域通貨利用者の拡大と地域活性化を目指す。
連携は、フィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」と全国約2万5千台あるセブン銀行ATMのシステムをつないで実現。さるぼぼコインは3月30日、アクアコインは4月6日からATMでのチャージを開始している。
「地域を訪れる前にセブン―イレブンや各種商業施設、空港、駅、観光地に設置されるセブン銀行ATMからチャージしてほしい」とフィノバレーは話している。