JTBグループのヘルスツーリズム研究所は1日から、東北大学発のベンチャー企業「TESS」が製造する足こぎ車いす「プロファンド」=写真=の紹介営業を、全国の宿泊・観光施設などに向けて開始した。足こぎ車いすが利用できる地域の環境開発と新たな着地型旅行の需要を創出し、移動のハンディを乗り越えてさまざまな人の交流が生まれることを目指す。
足こぎ車いすは、東北大学の半田康延客員教授が発明した。「自動歩行を賦活させる」「繰り返しのペダル運動で寸断された神経のバイパス回路を再構成する」ことを目的としたリハビリ器具。最新の治療技術により、適正な姿勢の足こぎに最適な着座位置にする。
スポーティで個性的な外観も特徴だ。
初年度は100台の導入を見込んでいる。