
ジョブフェアの様子
観光庁はこのほど、ベトナムの首都ハノイで、日本での就労を希望する現地の学生らと日本の宿泊事業者との「ジョブフェア&マッチングイベント」を開いた。学生ら38人がリアル、15人がオンラインで参加。日本側の宿泊事業者ほか、登録支援機関が参加し、日本の宿泊業の魅力を伝えるとともに、採用に向けた説明、意見交換を行った。観光庁からの委託を受けて、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)が事務局を務めた。
日本側から日本の宿泊業についてや、宿泊業における特定技能試験などを説明。意見交換では、給料や休暇制度、「N4レベル(日本語の理解度レベル)ではどのような仕事ができるのか」「求められる人材像は」などの質問が学生側から寄せられた。
参加した宿泊関係者は「今回参加した学生のほとんどはレストラン勤務を希望していたが、今回のイベントで宿泊分野にも興味を持ってくれた」と手応えを感じた様子。
現地から同国の最大都市、ホーチミンで同様のイベントを開催してほしいとの声も上がった。
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全旅連は特定技能の在留資格を持つ外国人材を雇用したい宿泊事業者向けにマッチングサイトを開設し、登録を呼び掛けている。URLは「https://acom-ssw.com/biz」。
ジョブフェアの様子
マッチングの様子