ベトナム航空とボーイングは9月11日、ボーイング737MAX 50機購入に関する基本合意書(MOU)を締結した。
ベトナム航空(日本支社 所在地:東京都千代田区、日本地区総支配人:ゴー・シー・アイン)は、11日ハノイにて米航空機大手ボーイングと「ボーイング737MAX」50機の購入に関する基本合意書(MOU)調印式を行いました。
これは、アメリカのジョー・バイデン大統領が訪越し、両国間の貿易と緊密な外交関係について協議を重ねているタイミングにおいて、ナショナルフラッグキャリアとして将来の航空産業発展を見据えた判断です。
【ベトナム航空 代表取締役会長:ダン・ゴック・ホア コメント】
ベトナム航空の2025年から2030年までの機材戦略と2035年までの経営戦略ビジョンに従い、航空機への投資は、当社のポジティブな回復の勢いと将来展望を支える重要なプロジェクトです。ボーイング737MAX機は、ベトナム航空の国内およびアジア路線での全般的な発展を促進し、燃費効率の良い機材での運航を可能にします。
【ボーイング Brad McMullen-Senior Vice President Boeing Commercial Sales and Marketingコメント】
東南アジアは、世界で最も急成長している航空市場の一つであり、737MAX機はベトナム航空がその地域の需要に効率的に対応するための理想的な航空機です。私たちは1995年にベトナム航空が初めてボーイング767型機をリースしたという歴史的なパートナーシップを大切にしています。
両国公式発表によれば、今回の基本合意書(MOU)締結は両国の雇用を支え、両国の経済パートナーシップを強化します。ボーイングとベトナムの民間航空業界との長い協力の歴史に基づき、ベトナム航空のボーイング737MAX機材は、ベトナムが主要な航空ハブになるという国の目標を示します。
ナローボディ機(単一の通路に沿って配置された旅客機)への需要の増加に伴い、ベトナム航空は2030年までに60機以上、2035年までに約100機の航空機を導入する予定であり、その中には150席から230席のボーイング737 MAXも含まれます。ボーイングMAXファミリーは世界中で70の航空会社によって1,150機以上が運航されています。