ホテルやレストランなどホスピタリティとフードサービス業界における国内最大級の商談専門展示会「HCJ2023」が7日から10日までの4日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される。HCJ2023は、外食・宿泊・レジャー業界に向けた商談専門展「第51回国際ホテル・レストラン・ショー」と、給食・宅配サービス業界に向けた商談専門展「第44回フード・ケータリングショー」、総合厨房・フードサービス機器の商談専門展「第23回厨房設備機器展」から構成される3展示会の総称。主催は日本能率協会(JMA)。
日本の観光産業が進化していくための情報発信、ビジネスマッチングの創出を目的に開催。708社、1885ブースが出展する予定。
今回はサービス産業界の課題の中でも(1)安心、安全なサービス環境の確保ならびにSDGs対応の促進(2)デジタル技術の導入による生産性向上・人手不足対策(3)地方創生に資する地域産品の全国展開、観光サービスの高付加価値創出―の3点を重視。
各種テクノロジーによる顧客体験価値向上と生産性向上をサービス業界に向けて提案する「サービス業×テクノロジーEXPO」、空前のブームを迎えているサウナ文化をけん引する製品を多数展示する「テルマエJAPAN」など、多様な企画を実施する。
また、各業界の第一人者による講演会やセミナー、サステナブル食材をテーマに、ライブキッチンステージで調理したメニューの試食、試飲など、さまざまなコンテンツを用意する。