全国でホテルや旅館、スキー場、ゴルフ場などの施設運営や飲食事業、保育園などのホスピタリティ事業を展開するホスピタリティオペレーションズ(東京都千代田区)はこのほど、ホテルの新ブランド「ホテルエノエ」を創設し、10月1日に第1号施設となる「ホテルエノエ函館」をリブランドオープンした。
新ブランド名称は「笑の重」を意味する。ホテルを訪れる利用客や地域住民、ホテルスタッフなどさまざまな人が集い、いくつもの笑顔や会話が重なり合うことで「笑の重」となり、心温まる特別な瞬間を過ごしてもらいたいとの思いが込められている。
今回開業する「ホテルエノエ函館」は、JR函館駅から車で約5分、函館市電宝来町駅から徒歩約3分に位置し、函館山や歴史ある元町地区、金森赤レンガ倉庫などの人気観光地へ徒歩でアクセス可能な立地に進出。駐車場は44台分を近隣に確保しており、自家用車でのアクセスにも対応している。
館内は、木や石などの自然素材が織りなす美しさを最大限に生かし、上質で温もりのある空間を演出。高い天井で広々としたロビーには、優雅な雰囲気を演出する暖炉を設置したほか、ラウンジスペースでは地酒や地元産ワイン、各種ソフトドリンクを楽しめる。
客室は、ダブルルーム、ツインルーム、トリプルルーム、ファミリールームを全136室用意した。全室禁煙で、ベッドにはシモンズ製のマットレスを導入。歯ブラシやヘアブラシ、カミソリはバイオマス商品を採用し、環境に配慮した取り組みを行っている。
朝食には、函館ならではのこだわりとして、北海道産の食材をふんだんに使用した70種類以上のバラエティ豊かな朝食ブッフェメニューを用意した。ライブキッチンでは、イカ墨オムレツなどを実演。新鮮な海の幸を味わえる海鮮丼や手巻きずしをはじめ、北海道産のとうもろこしやアスパラガスなど季節の厳選食材を使用した料理を提供する。
同ホテルでは、開業を記念して期間限定のオープン記念プランを販売中。料金は、素泊まりプランが1人4500円から、朝食付きプランが1人7千円から(いずれも2人1室利用時)。オープン記念プランは公式サイト(https://hotel-enoe.com/)限定で、今年12月31日まで販売している。
「この街だけの特別がめいっぱいブレンドされた、どこにもないおもてなし。この場所だけの笑顔や会話がいくつも重なり合った、世界でひとつしかない思い出を提供する」(同社)。
施設外観
客室の
様子