観光を教える大学教授らで構成する日本ホテル産業教育者グループ(岡本伸之会長=帝京大学教授・立教大学名誉教授)は第8回ホテリエ・オブ・ザ・イヤーにミリアルリゾートホテルズ代表取締役副社長のチャールズD・ベスフォード氏=写真=を選出し、22日、ディズニーアンバサダーホテルで表彰式を行った。
ホテリエオブザイヤーは、地域に密着しながらホテル業の発展に貢献したホテルプロパーの功績を顕彰するもので、外国人の受賞は初めてとなる。選考理由は、(1)流ちょうな日本語を話し、顧客から常に高い評価を得ていること(2)東日本大震災に際してディズニーのホスピタリティ精神をベースに所管グループホテルでホテルのあるべき姿を遺憾なく発揮したこと──など。
ベスフォード氏は英国籍の54歳。12歳まで日本に在住、19歳で日本に戻り東京ヒルトンホテルに入社した。昨年まで東京ディズニーランドホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの総支配人を務めた。