ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)は7月1日から、朝食を全面リニューアルした。100種類のメニューを楽しめる和洋バイキングを提供している。
洋食中心のバイキングを提供するフレンチレストラン「フルーヴ」と和定食を提供する日本料理「浮橋」の2店舗で営業してきたが、「フルーヴ」1店舖に統合した。ホテル業界でも最大級の規模となる「100種類の洋食・和食メニュー」があるバイキングにした。
フレンチシェフが手掛ける「フレンチデリコーナー」を新設。特製「ザ・フレンチトースト」や「自家製 塩プリン」など朝食専用のスイーツも用意した。
営業時間は午前7時から9時30分。価格は大人2700円、4~12歳が1400円(共に税金・サービス料込み)。宿泊予約と同時申し込みの場合は1900円。
朝食は近年、宿泊先を選ぶ際に重要視される点として注目度が高まっている。アンケート調査では「価格」「立地」など利便性に関わる項目に続き、「朝食の質・量」が3位に入るなどの結果も見られる。
また従来の卵料理やサラダ中心のスタンダードな料理だけでなく、地元食材や郷土料理、無農薬野菜など、独自性や質を高めた内容へシフトするホテルも出てきている。朝食のみを利用する外来客が増加したとのデータもある。
ホテルではこれらのニーズに対応した。