33件、107億7100万円
帝国データバンクによると、今年度上半期(2024年4~9月)のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は33件、負債総額は107億7100万円だった。前年同期(23年4~9月)から件数、額ともに減少。9月単月は負債総額が今年最少となった。
件数は前年同期比2件減少(5.7%減)。前期(23年10月~24年3月)比は1件増加(3.1%増)した。
10年間の推移を見ると、コロナ禍が深刻化した20年度上半期に67件と最多。同下半期が50件と期間中2番目に多かった。
ただ21年度は上半期が34件、下半期が27件と、件数が前年度からほぼ半減した。以降、半期ベースで30~40件台で推移している。
負債総額は前年同期比14.6%、前期比38.3%それぞれ減少した。この10年間では19年度上半期(85億1900万円)、22年度下半期(89億9千万円)に次いで、3番目に低い数字となった。
今年9月単月は、件数4件、負債総額3億6千万円。件数は前年同月比6件減少(60.0%減)、前月比3件増加(300.0%増)した。
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