日本ホテル協会(236会員、中村裕会長)は18日、10年度春季通常総会を東京・日本橋のロイヤルパークホテルで開いた。10年度は、加盟メリットの拡充、会員の増大を図るため、(1)「マネジメント養成プログラム」の改善(2)「ホテルウエディングコーディネーター」認定資格制度の推進(3)海外富裕層の誘致──などの事業を積極的に行っていく方針だ。
中村会長=写真=は、これまで加入メリットの拡充に努めてきた結果、「バブル崩壊以降14年、会員の大幅な減少が続いていたが、昨年度は27ホテル、今年度も6ホテルが入会した」と報告。「会員ホテルへのメリットの拡充に最善を尽くし、さらにホテル産業の発展に寄与することが協会にとって重要だ」と強調した。
また、「観光立国推進の中核的役割を果たしているのがホテル産業、なかでも日本ホテル協会の会員ホテルだ」と訴えた。