ホテル日航成田は12日、SDGsを実践する宿泊施設の国際認証「Sakura Quality An ESG Practice」「A Clean Practice」を取得したと発表した。
ホテル日航成田(所在地:千葉県成田市、総支配人:山田 篤)では、SDGsを実践する国内宿泊施設の国際認証「Sakura Quality An ESG Practice」において『4御衣黄(ぎょいこう)ザクラ』を2024年3月15日(金)に取得いたしました。5段階評価のうち上から2番目のカテゴリー「Regenerative(顧客が増える程、地域環境をより良くする施設)」と評価された施設に与えられるものです。また、安全行動基準検査済み施設として「Sakura Quality A Clean Practice」認証も同時に取得いたしました。
「Sakura Quality An ESG Practice」とは、持続可能な観光の国際基準団体である米国GSTC(Global Sustainable Tourism Council)より基準の認証を受けた、株式会社日本ホテルアプレイザル 観光品質認証室が運営する日本国内の宿泊施設向け観光品質認証制度です。世界中の旅行者に質の高い日本の観光サービスに関する情報提供を行い、安心で快適な旅行を楽しんでもらうことを目的にSDGsの17ゴールを172項目の基準として整理し、独立かつ中立な第三者委員会による認証プロセスを経て、「安全で安心、誠実」であり、かつ「国際的に求められるSDGsの取り組みを実践する施設(An ESG Practice)」であることが認められた施設に与えられます。
「Sakura Quality A Clean Practice」認証制度とは、衛生対策が適切か、適切な消毒薬剤を使用しているか、消毒手順は適切かつ効果的か、スタッフの安全は確保されているかなどのほか、薬剤の保管から廃棄、消毒に関する記録管理についても実地調査を行い、適切と判定された施設に対して与えられます。
ホテル日航成田は、日本の玄関口である成田国際空港に隣接するホテルとして、世界中のお客様に安心して快適な滞在を提供できるよう、今後も持続可能な社会実現に向けて努めてまいります。
【ホテル日航成田のSDGsの取り組み(一例)】
◆客室アメニティのプラスチック削減
一部の客室より順次環境に配慮した素材を使用したアメニティを導入しています。
対象品目:ヘアブラシ・くし・かみそり・シャワーキャップ・歯ブラシ
削減実績対2022年度▲44.3%(2023年12月現在)
◆廃食油の有効活用
レストランから出る廃食油は専門業者を通じてバイオディーゼル燃料に生まれ変わり、成田空港内の作業用車両の燃料として再利用されます。
◆紙製ストローの導入
再生可能な有機性資源(バイオマス)を主原料とするストローへ変更し、プラスチックゴミの削減に努めています。
◆照明LED化推進
館内のLED化を全体の7割まで実施しており、今後も推進していくことで消費電力を大幅に削減し、CO2排出量削減による地球温暖化防止に貢献します。
◆節水への取り組み
全客室のシャワーヘッドを節水仕様にし、水資源の有効活用に貢献します。
◆公正・平等への取り組み
不平等をなくす一環として障がい者、外国人雇用を促進し、国籍、年齢、性別に関わらず誰もが活躍できる環境づくりに取り組んでおります。
◆防災訓練の実施
自衛消防隊本部を設置し、関係省庁と連携のもと、地震や火災を想定した防災・防火訓練を定期的に行っています。
◆スタッフの健康と満足度調査
全スタッフを対象とした健康診断、従業員満足度調査、ストレスチェックを毎年1回実施し、スタッフの心とからだの健康維持に努めています。
ホテル日航成田のSDGsについて:
https://www.nikko-narita.com/news/news_202404_01.html