専門学校日本ホテルスクール(東京都中野区)は1、2月、国際ホテル学科ホテル科・英語専攻科2年生対象の卒業ゼミを行った。学生は架空のホテルを舞台にホテル経営を模擬的に実践。経営者の立場でさまざまな課題に取り組んだ。
1年間のホテル経営を3日間で疑似体験する「HMS(ホテル・マネジメント・シミュレーション)」と、ホテルの部門別計数管理を行う「HOP(ホテル・オペレーションズ・プログラム)」の、コンピューターによる二つの学習プログラムに取り組んだ。これらは経営者と部門別管理者育成を目的に、同校と日本ホテル教育センターが共同で開発した独自の教育プログラム。
受講した学生は「ホテル会計、労務管理など、これまで学んだことを生かすいい機会になった」と感想を述べている。