南三陸ホテル観洋は2月24、25日、同ホテルで「語り部フォーラム2019」を開催する=写真はチラシ。共催は南三陸町地域観光復興協議会。東日本大震災から8年、語り部の活動を通して被災地の“いま”を明らかにするとともに、震災から学んだことを後世にどう伝えるかなどを考える。
パネルディスカッション「みんなが語り部」では、野村勝(人と未来防災センター語り部)、二橋守(三陸鉄道旅客営業課長)、山内明美(宮城教育大准教授)、後藤一磨(南三陸復興みなさん会代表)の各氏がパネリストとなり、語ることの意味について持論を述べる。コメンテーターは民族研究家の結城登美雄氏、コーディネーターは人とホスピタリティ研究所代表の高野登氏。
分科会では、「震災遺構の保存と役割を考える」「災害を知る世代から知らない世代へつなぐ」「『KATARIBE』(語り部)を世界へ」をテーマに、話し合う。
25日はエクスカーションが予定されており、震災からの復興状況を知る機会となりそうだ。
参加無料。定員300人。問い合わせはフォーラム事務局、TEL0226(46)2442。