ホスピタリティ産業に関する3展示会(HCJ2010)、「国際ホテル・レストラン・ショー」「フード・ケータリングショー」「厨房設備機器展」が今年も2月23〜26日に東京・有明の東京ビッグサイトで開かれ、4日間の来場者は8万7千人と盛況だった。主催のHCJ三展合同事務局ではこのほど、その開催結果をまとめ発表した。
来場者の評価は、「満足」が24.0%、「ほぼ満足」が46.1%と、程度の差はあるが7割の人が満足している。逆に「不満」「少し不満」の合計は2.4%に過ぎず、来場者の期待にこたえていると言えそうだ。「普通」は26.1%、無回答は1.4%。
来場者の目的(複数回答)は「新製品を探すため」(40.7%)がトップ。以下、「製品購入のための資料収集」(29.6%)、「関連業界・製品の動向を知るため」(27.1%)と続く。
来場目的の製品分野・企画について聞くと、「厨房・フードサービスゾーン」(60.1%)、「カフェ・ベーカリー・デザートゾーン」(32.9%)、「省エネ・エコ対策ゾーン」(29.3%)が人気ベスト3。コーナーでは「調理人のための道具街」(22.2%)、セミナー・イベントでは「カフェステージ」(16.6%)がそれぞれ好評だった。