石井啓一国土交通相は1~5日、観光を通じた双方向交流の拡大などに向けて、香港、マカオ、ブルネイを訪問した。政府関係者らと会談したほか、マカオではIR(統合型リゾート)を視察した。
マカオでは、近年大規模なIRが整備されているコタイ地区を訪問。日本でのIR整備の参考にしようと、大型IR施設のシティ・オブ・ドリームス、ウィン・パレスなどを視察した。
香港では、キャリー・ラム香港特別行政区行政長官、アンソニー・ラウ香港政府観光局理事長と双方向交流の拡大などについて意見交換。今年の「2019日本香港観光年」などでの協力関係を確認した。
ブルネイでは、ハサナル・ボルキア国王を表敬訪問したほか、観光や交通の担当相らと会談。今年3月の日本―ブルネイ直行便の就航を歓迎し、日本からブルネイへの旅行促進など、観光交流の拡大について意見交換した。