日本旅行協定旅館ホテル連盟(日旅連)は7月26、27日、マレーシアの2都市で現地の旅行会社との商談会を行った。インバウンド誘致の有望国として、日本旅行の提案を受けて昨年試験的に実施。成果が得られたことから、今年は日旅連全会員を対象に規模を拡大して行った。会員25施設が参加した。
日旅連営業推進委員会(小林秀顕代表委員=長崎県・稲佐山観光ホテル)のインバウンド部会(山本剛史部会長=群馬県・喜びの宿高松)が主催。日本旅行グループで、マレーシアの旅行会社サンライズツアーズが運営に全面協力した。
26日は首都クアラルンプールで、日旅連施設と現地の旅行会社26社、45人が参加。日本側からの情報提供や、マンツーマンでの商談を行った。
27日はペナンで日旅連からインバウンド部会を中心に7施設、現地から13社、22人が参加して、同様の商談を行った。
「クアラルンプールでは、料金、アクセス、地域事情など、日本の情報が既に行き渡り、団体型、個人型ともかなり具体的な商談を行うことができた。ペナンはまだ団体型が多いが、今後は日本旅行と連動した誘致が期待できる」と連盟事務局。
クアラルンプールでの商談会