業務用サウナや温浴関連製品、福祉・介護浴槽などを取り扱うメトスは、今秋をめどに「テントサウナ」を発売する。
テントサウナの熱源は、テント内に設置した薪燃焼式、もしくは電気式の石積みストーブ。そのストーブで熱せられた大量の石に水を掛けて発生させる「ロウリュ」により発汗を促す。ロウリュとは、サウナヒーターで熱せられた石に水を掛けたときに発生する熱気のことを指す。
テントサウナはサウナの本場フィンランドで、屋外サウナとしてなじみが深く、開放感やリラックス度も高いため、サウナパーティー用にも利用されている。
サイズは、縦3千×横3千×高さ2600センチ(風除室付き)。テントの材質は酸化チタン光触媒、ポリ塩化ビニル、ガラス繊維平織で厚さが0.54ミリ。
このテントサウナは、6月2、3の両日に開催される日本サウナ・スパ協会の全国総会(北海道帯広市)で、日本で初めて紹介される。
当日は実験的な取り組みとして、薪燃焼式を利用する予定。フィンランドサウナ協会理事のマルコ・ハマライネン氏による本物のフィンランドサウナを紹介する講演がある。
この模様は、NHK総合テレビの「ゆうどきネットワーク」(6月2日午後4時50分〜6時)と「まるごとニュース北海道」(同日午後6時10分〜7時)で数分間にわたり紹介される(放送されない地域がある)。
この件についての問い合わせ先は、メトス(東京都中央区築地6-16-1ダヴィンチ築地616、TEL03・3542・0333)。
ロウリュで発汗を促すテントサウナ