コンサルタントのリョケンは12月15、16の両日、群馬県伊香保温泉のホテル天坊で今年3回目、通算141回目の旅館大学セミナーを開く。会場となるホテル天坊の経営戦略を同ホテルの齋藤淑子社長らが講演。旅館・ホテルの来年の重要課題と進むべき方向を「平成21年旅館の経営指針」としてリョケンから発表する。
ホテル天坊は客室183室、収容人員779人の大型旅館。家業から企業への転換を果たして40年にわたり経営を続け、大型旅館の経営環境が厳しい現在でも、直接営業の強化、利益管理に基づく計画的なリニューアルの継続的な実施で順調な経営を続けている。
セミナーではホテル天坊の経営戦略を同社の齋藤社長、リョケンの東眞相談役、向笠圭治取締役本部長が講演。また、今年設備投資、商品整備をした全国の旅館・ホテルの事例をリョケンから紹介する。
2日目には「平成21年旅館の経営指針」をリョケンの桑原孝夫会長、木村臣男社長らが発表する。マーケティング、マネジメントなど、旅館・ホテルが行うべき施策を提言する。
リョケンでは旅館・ホテル経営者、幹部社員などを対象に受講者を募集している。申し込みは12月11日までに同社(TEL0557・83・2120)。