コンサルタントのリョケンは7月10、11日、滋賀県琵琶湖畔おごと温泉の湯元舘で今年1回目、通算148回目の旅館大学セミナーを開く。「安定収益を実現する経営」をテーマに、同館の針谷了会長らが講演。リョケンからの緊急提言として、全国の旅館が取り組む様々な収益向上策を紹介する。旅館経営者、幹部社員などを対象に受講者を募集している。
講演では、「全社員経営」を行い、高収益を維持する同館の実例を紹介。針谷会長に続き、リョケンの木村臣男社長が同館の経営について解説する。湯元舘の椿宏社長は「部門間の協力による業務改善」をテーマに講演する。
また生産性向上、コスト削減、売上向上を実現した旅館の実例をリョケンの研究員が紹介する。
湯元舘とともに、同館が隣接の施設を購入し、姉妹館としてオープンした「湯の宿 木もれび」と、今年3月、京都市東山にオープンした「京小宿 八坂ゆとね」の見学も行う。
参加申し込みは7月2日までにリョケン(TEL0557・83・2120)。