リーガロイヤルホテル大阪、IHGブランドとして生まれ変わる


リーガロイヤルホテル大阪は2025年4月1日、IHGホテルズ&リゾーツのコレクションブランド「ヴィニェット コレクション」に加わり、「リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション」としてグランドオープンした。約1年以上にわたる大規模改装を経て、歴史と伝統を守りつつ新たな魅力を加え、高品質なサービスとおもてなしで唯一無二の滞在体験を提供する。

伝統と革新の融合、注目の「思い出に残るリチュアル」

大阪の中心地・中之島に位置するリーガロイヤルホテル大阪は、1935年の開業以来、国賓や皇室をはじめ多くの賓客をもてなしてきた歴史あるホテルだ。今回のリブランディングにより、IHGのラグジュアリー&ライフスタイルセグメントのブランドとなることで、競争力の大幅な向上が期待される。

グランドオープンを記念したセレモニーでは、大阪の伝統技法「注染」で染めたオリジナルの日本手ぬぐいを使った「結び」が行われた。この演出は、ロイヤルホテルとIHGホテルズ&リゾーツの末永いパートナーシップを象徴するものだ。また、世界的デザイナーのコシノジュンコ氏によるデザインの新ユニフォームも披露された。

ヴィニェット コレクションの特徴である「思い出に残るリチュアル」として、リーガロイヤルホテル大阪では、中之島の歴史的背景にちなんだユニークな体験を提供する。メインラウンジでは、毎日午後3時から5時30分まで、おもてなしの真髄である振舞い茶を楽しみながら、スタインウェイ&サンズのSPIRIOによる日本の伝統音楽の演奏を聴くことができる。

また、ブランドの社会貢献活動「ポジティブな変化を導く」の一環として、地域の支援が必要な子どもたちの自立を促す教育・文化活動プログラムを実施する。第1回目として、4月26日に大阪市所管の児童養護施設の子どもたちの入学を祝う「チャリティマナー講習」を開催する予定だ。

リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクションの総支配人である中川智子氏は、「当ホテルの伝統と歴史を大切にしながら、IHGのグローバルなネットワークを活用し、より魅力的な滞在体験を提供してまいります」とコメントしている。

今回のリブランディングは、インバウンドや宴会需要の本格的な回復を見据えた戦略的な動きと言える。1,001室の客室、18店のレストラン・バー、56の宴会場・会議室を備えた総合的な施設力を強みとするリーガロイヤルホテル大阪が、グローバルブランドの傘下に入ることで、国内外の観光客や企業からの注目度がさらに高まることが予想される。

 
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