レガシーとなる観光資源の形成へ、観光庁が23年度の公募開始


 観光庁は3月3日、「将来にわたって旅行者を惹きつける地域・日本の新たなレガシー形成事業」の公募を開始した。国内外からの旅行者の継続的な誘客と、消費額の向上につながる観光資源の形成を促す目的で実施するもの。地方運輸局の主導で各地の自治体などの関係者が連携し、事業の実現可能性に関する調査やプランの作成などに取り組む。また、同庁は昨年度14事業を選定しているが、良質な案件については合意形成や概略検討などの継続支援をおこなう。

 支援対象となる事業は、(1)地域で最も輝いていた時代の建築物や文化を面的に再現し、活用していく取り組み(2)地域に受け継がれてきた自然、景観、食、文化、遺産(日本遺産、重要文化財、伝統技術)などを面的またはは線で再現し、活用していく取り組み(3)地域における自然、景観、食、文化、人(住民)と、アートなど新しく創出した資源との融合で、地域に人々を引きつける取り組み(4)シンボリックで一点豪華主義なものを創出していく取り組み。

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